2014年1月25日(土)に東京歯科大学水道橋校舎本館で第3回口腔保健用機能性食品研究会・総会(大会長:東京歯科大学衛生学講座 松久保 隆理事)が開催されました。会員を含む39名の参加のもと、理事長挨拶に続き、高橋信博理事を議長に選出して第3回議事次第に沿った討議が行われました。活動報告ではifia 2013、食品開発展2013へのポスター参加による会員募集、機能性評価マニュアル小委員会立ち上げ、口腔衛生学会自由集会での「機能性食品の機能評価方法」と題したセミナー開催などが報告され、平成25年度会計報告ともども了承されました。続いて平成26年度活動計画案が示され、会員募集、機能性評価マニュアル小委員会による評価方法の検討、講演会開催などが平成26年度予算案と共に了承されました。
総会に続いて学術講演が開催されました。テーマは「エナメル質の再石灰化を考える」で、松久保 隆理事、花田信弘理事の両座長の進行により、はじめに飯島洋一理事による基調講演がありました。続いてモンデリーズ・ジャパン株式会社 柳 憲一郎氏、株式会社ロッテ 佐伯 洋二氏、江崎グリコ株式会社 田中智子氏、株式会社 明治 須山英悟氏から再石灰化機能を有する歯科用トクホに関する発表がありました。総合討論では再石灰化に関する活発な質疑応答があり、有意義な講演会となりました。